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BLOG2025.4.14
古希

 昨年はブログを書くことが少なく反省している。4月から新しい期になったので、自分にプレッシャーをかける意味で、今期から毎月一つはブログを書こうと思う。
 実は昨年10月に、書こうと思っていたが書きそびれたテーマが「古希」である。自分事で恐縮だが昨年10月の誕生日で満70歳「古希」を迎えることとなった。そのことで特別な感懐がある。

 自分の誕生の年だが、昭和29年(1954年)で、福井経編興業株式会社の創業者の祖父鐵太郎は私が生まれる前、その年の3月に亡くなった。10歳違いと、7歳違いの姉二人がいるが、男子は生まれなかった。7カ月半後の10月末に生まれたこともあり、祖父の生まれ変わりとして名前を引き継いで「鐵郎」と命名された。祖父の亡くなった年齢は享年67歳である。
 その後、会社は父が経営を行ったが、私が31歳になったばかりの年に、享年69歳で亡くなってしまった。それから今年で40年の月日が経過したが、会社を継承した時から、とにかく父の歳を超えて70歳までは、健康を維持し頑張ろうと決意したのである。祖父が67歳、父が69歳、短命の家系なので果たしてそれまで頑張れるかは、とても危惧していた。
 その様なこともあり、父や祖父の年齢を超え、「古希」を迎えることが出来たことは「野坂家」にとっての責任の一端は果たせたのではないかと思う。しかし、会社の現状は、そのまま引継ぎさせるには課題も山積している。健康に留意して頑張らなければならず、このブログも今期は毎月書くので、今年一年お付き合い願いたい。