新年度になる4月1日から、当社エフティアパレルの社名を変更することにした。
平成7年に福井経編興業株式会社のアパレル事業部を分離し設立してから、20周年になることもあり、思い切って決断した。平成7年の当時、会社を分社する決定から設立まで時間が無かったこともあり、取り敢えずの社名として、福井(FUKUI)タテアミ(TATEAMI)のアパレル事業部であったこともあり、FTアパレルと名付けた。
しかし、設立後からどこかのタイミングでは、十分に検討したふさわしい社名を付けたいと考えていた。その後、社名については思いついたら手帳に書き留めるということを長年行ってきたが、なかなかふさわしい名前が見つからなかったこともあり、とうとう20年が経ってしまった。
新社名は「イーゲート」英文字で「e‐GATE」とさせて頂いた。
思いついたのは手帳を見ると3年ほど前で、英語で「Eastern Garment Textile」を縮めたものである。
中国のみならず、カンボジアにも進出し、将来は日本素材をカンボジアで加工し、世界に売っていければと思い、この社名を考えついた。
日本や中国、そしてカンボジアは世界から見ると極東、もしくは東アジア、東南アジアに位置付けられる。
いずれにしても世界から見れば「東=EAST」ということになる。また、一昨年よりネットを使った直接販売を行っているが、インターネットビジネスの「e」も兼ねている。
繊維業界の専門用語で繊維製品(主に衣料品)のことは、英語に訳すと「Garment」となり、海外の繊維ビジネスでは良く使われている。
また、「Textile」テキスタイルは福井の産地では、織物や編み物で作った「生地」を指す外来語となっているが、英訳では繊維全般、繊維生地となる。
それらの二つの言葉の頭文字2字を取って、「GATE」とし、西洋と東洋、世界と日本のゲートウェーとなることを目標としている。
社員とともに、4月より心機一転、頑張っていきた、少しでも社名にふさわしい会社の内容に近づけていきたい。