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ニュースマイレージ(航空機特典サービス)の使い道
BLOG2018.3.27
マイレージ(航空機特典サービス)の使い道

海外出張が多い人は、どこか航空会社を決めマイレージを貯める人が多いと思う。航空会社の方も会員を取り込みたい為、マイル会員募集にはとても熱心だ。その様なこともあり、私自身は日本航空(JAL)、全日空(NH)、大韓航空(KAL)で会員となり、それぞれ支払いのカードを作っている。

カード会員になる特典として、それぞれの会社で搭乗回数、マイルが一定に達すると、プレミアム会員となり、搭乗カウンターがエクゼクティブ扱いとなり利便性が向上する。

私のことで恐縮だが、出張が多いのは中国上海とカンボジアプノンペンで、それぞれ子会社があり定期的に行くようにしている。当社のような地方に所在する会社では、便利の良い羽田や関空、それにセントレアを利用することは少ない。しかし、近くの小松空港があり、小松からは毎日ではないが、それぞれ中国上海浦東と韓国ソウル仁川に国際便が飛んでおり、それを利用している。

2011年にカンボジアに子会社を作ることになり、その年は頻繁にプノンペンへ通うこととなった。その頃は日本からの直行便は無かったが、仁川からは、毎晩、大韓航空(KAL)やアシアナ航空が飛んでおり、小松から仁川が大韓航空なので、全てKALでプノンペンまで乗り継ぐことが出来き、価格も直行便並みの安さの為、それを利用することになった。マイルを貯め利用頻度を高めることにより、会員のラックアップをしたいということもあり、早速、KALのカードも作成し、カードでの支払いは全てそれに切り替えた。小松からプノンペンまで一回の往復で4回国際便に搭乗することもあり、一年ちょっとでランクアップすることが出来た。

KALでのマイルの使い道だが、最初は、帰りが深夜便になることもあり、エコノミーで予約して、帰りの復路、マイルを使ってビジネスクラスにランクアップするのに使用したが、最近は大変混んでおり折角その様なチケットを買っても、ビジネスがいっぱいになることもありリスクがある。現在60歳を超えてからは、最初からビジネスを予約することにした。その為、マイルは貯まりっ放しになっている。大韓航空のホームページからマイルを使って予約出来ないかとトライするが、要領がさっぱり分からない。今年になって、同じライオンズクラブの友人が、電話で簡単にマイルを使ってKALのビジネスクラス特典航空券が予約出来たと聞き、こちらも2月の出張で早速利用した。

小松からの中国上海は中国東方航空(MU)を利用している。最初、MUでもマイレージカードを作ったが、毎月出張する場合は別として、ランクアップは時間が掛かり無理と思い、JALとの共同運航便の為、もっぱらJALの方に貯めるようにしている。また、個人での買い物にはJALのカードを利用しており、そこにマイルが貯まるようにしている。

しかし、この貯まった、JALのマイルを使おうとすると大変難しい。小松⇔上海浦東便だが、MUの便で共同運航といってもJALのマイレージ枠はほとんど無く予約することは困難だ。また、小松→羽田→上海虹橋のJAL便を予約しようとしても、人気の便なのか半年先でもいっぱいで予約が出来ない。最近はシステムが変ったのか、中国の上海を指定しても、浦東、虹橋が特定できず、小松から羽田に行き、さらに成田に移動して上海浦東に行く便が検索で出てくる。電話でどうにかならないかと思っても、指定の電話は話中でかかったためしがない。しょうがないので、羽田からMU便を利用する出張の時、小松からの国内便に利用する程度だ。

全日空だが、こちらも普通の予約でもHPからの予約は簡単ではない。国際便で国内との乗り継ぎを変更する方法が出てこないので、どうしても、小松から羽田、さらに上海虹橋へは、別々に予約した方が良さそうだが、価格が高く付く。マイルを使っての特典航空券の予約だが、こちらは、手数料が掛かるが、電話での予約は可能だった。しかし、普段の国内移動にNHを使う程度なのでマイルは一向に貯まらない。

私自身の実情をお話したが、貯めるのは簡単でも使うのに便利が悪いというのが、各航空会社の現状だと思う。個人のプライベートな旅行に使用するのが一番だと思うが、その様な時間が無い。良い使用方法があれば、是非、指南してほしい。貯まったマイルの所有権は何所に帰属するかという問題もある。エコノミーで予約した航空券をビジネスにマイルを使ってランクアップし、会社にはかかった航空券の費用のみ清算するのが一番良いと思うが、マイルを航空券と交換した場合の出張旅費の清算の仕方について、どの様にすべきか難しい。会社の旅費で購入した航空券に付いてくるマイルは本来会社のものだと思うので、良い方法があったらと思う。

細かいことはあまり気にしなくて良いとは思うが、便利なようでマイルの取り扱いには困っている。読まれた方も、一方的にマイルだけ貯まっている方も多いのではないか。